不妊 傷ついた

妊娠できた!〜不妊を克服した私が実践したことあれこれ

不妊症の同僚へ 傷つけてしまったこと

読了までの目安時間:約 7分
貝殻

不妊に悩むカップルは年々増えていると言われています。

 

それと共に、「不妊」ということばが世間でも認知されてきましたね。
認知されるという言い方はちょっとおかしいかもしれないですけど・・・

 

少なくとも、“結婚したら子どもができるのは当たり前である”
という考えを誰もがもつ時代ではなくなりましたよね。

 
ただ、残念ながら、そうじゃない人もいるんです。
かつての私のように・・・

 

 

私は今でも後悔していることがあります。

 

 

それは・・・

 
赤ちゃんができない職場の先輩に対して思いやりのない言葉を投げかけてしまったこと

 

結婚したらすぐに妊娠するって思ってました


まだ私が22歳頃のことです。
その当時、私は保育士をしていました。保育士

 
保育園で一緒に働いていた先輩は私よりも4歳年上。
結婚して確か3年くらいだったと思います。

 
勤務先の保育園では、毎年度末になると、次の年度の受け持ちについて希望をとります。

 
どうやら先輩は子づくりをしていて、おそらく妊娠するだろうからということで、一番大変な5歳児の担任を外してしてほしいという希望を出していたみたいなんですね。

 
そして、次の年には本人の希望通りに担任は外れたのですが、半年たっても妊娠するようすはなく、結局その年にはおめでたはありませんでした。

 
そしてまた次年度の受け持ち希望を出す時期に・・・

 
先輩は次の年こそ妊娠しますと言ってまた5歳児担任を外してほしいという希望を出していました。

 
また希望通りになりましたが
数か月たってもおめでたのニュースはなく、その年が終わりました。

 
そんな状況に対して、先輩の中では焦りがあったと思うのです。
きっと悩んだり苦しんだりしていたと思うのです。

 

 

2年も子どもを欲しいと思ってがんばっているのになかなか妊娠しないって。
そういう理由で担任も外してもらってるのに、って。

 
でもそのころの私は、結婚していて本人にその気があれば妊娠するって本気で思っていたので
つい先輩に言ってしまったんです。

 
「先輩、赤ちゃんを作るっていって、全然できないじゃないですか~!」
「そうやって言っておいて実は担任を外れたいんじゃないですか~?」

 
冗談めかして言いましたが、半分は本当にそう思っていました。
先輩はただ笑っているだけでした。

 

 

そうしてその年には私は他の保育園に異動になったので
先輩とはそれっきりに。

 

 

そして時は流れ・・・

 

自分が不妊という立場になって初めてわかったこと

私も結婚し、なかなか妊娠しないので妊活したり、不妊治療を受けたりしていた頃です。

 
特定不妊治療にかかった費用の助成金申請のために市役所を訪れました。
そして、その担当課の窓口に行くと・・・

 

 

なんと先輩がいたのです。

 

保育園から異動になったと言っていました。

 

先輩は私の不妊治療のための助成金申請の手続きをいろいろ行ってくれました。

 

そのとき、ふと私の胸にあの時自分のかけた言葉がよみがえってきたのです。

 

 

ああ、私なんてひどいことを言ってしまったんだろう・・・ごめんねウサギ

 
後悔してもしきれない思いがわいてきました。

 

 

風のうわさで、先輩にはまだ子どもがいないというのは聞いていました。

私よりも4歳年上なので、その時は41歳だったと思います。

 

 

不妊治療をしていたのかどうかまではわかりませんが
なんだかとても胸が苦しくなってきました。

 
そう、私は自分がなかなか妊娠できないという立場になってみて初めて
そういう状況にある人の気持ちというものがわかったのです。

 
そう思うと、不妊に対して、心無い言葉を投げかける人たちも

 
ただそういう立場になったことがないからわからないだけなのかな。

きっと悪意はないんだろうな。 と思うのです。

 
でも私はやっぱりあの時の自分の言葉、できることなら取り消したいです。

 
先輩には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 
もうちょっと自分の中で相手を思いやる気持ちがあったら、と後悔しきれません。

 

 

不妊のことだけでなく、いつもその人の立場や状況を思いやれる人でありたい。

自分の価値観だけでいろいろなことを決めつけてはいけない。

 

 

そう心から思えるきかっけになった出来事です。

 

 

 

タグ : 

つぶやき

この記事に関連する記事一覧

TOPへ戻る